網戸修理に関する料金や作業内容
一般的なガラス修理業者に網戸修理を依頼した場合、網戸1枚あたり材料・手間賃込みで3000~4000円程度が相場料金となります。
ガラス修理業者によっては、網戸の枚数によって(例えば10枚以上など量が一定数以上ある場合)、1枚あたりの交換料金が割引される業者もあります。一箇所依頼するよりも、家中の他の箇所が傷んでいないかどうか調べて、まとめて発注すると良いでしょう。
ガラス修理業者が行う網戸の交換の作業内容の前に、まず使用する主な道具からご紹介していきます。
カッター・ローラー・プラスドライバー・マイナスドライバー・ゴムパッキン・網シートが主な道具・用具です。
具体的な作業は、まずゴムパッキンの部分からパッキンを外していきます。(「ビート」とも呼ばれます)
全てパッキンが剥がれたら、次は傷んだ網を綺麗にはがします。
網をはがして、枠だけの状態になったら、次は交換するために用意した新しい網を枠にはめ、パッキンで綺麗にはめ込んでいきます。この作業は慣れていないと、張り具合が偏ったり、よってしまったり、シワができてしまいます。
簡単そうに見えてなかなか難しい作業なので、余程慣れている方以外は業者に任せた方が綺麗に、そして圧倒的に素早く仕上がるでしょう。
きれいに網が張れたら、周りのはみ出ている網を残さないよう、きれいにカッターで削ぎ落としていきます。
もちろん角も綺麗にカットして、完成です。
窓のサッシ修理に関する料金や作業内容
ガラス修理業者に窓のサッシ修理を依頼した場合、1万~3万円が相場料金となります。
少し高額になってしまいがちな理由は、サッシに使用される部品確保にあります。
サッシは4~5年でモデルチェンジを繰り返す業界であるため、部品の調達が困難です。
そのため、他の作業と比べて高額になりがちなのです。
ガラス修理業者に窓サッシの修理を依頼した際の作業内容としては、サッシの歪みによる雨漏り・雨水の入り込み、すきま風の吹き込み、がたつきなどの解消が主な作業となります。
主な修理箇所・部位としては、窓枠、二重窓、戸車などが挙げられます。
修理業者に問い合わせた際に、
- 建物の種類(マンション・一戸建てなどの建築物の種類やRCなど建築構造)
- 築年数
- どのタイミングでどういった症状が見られるのか
- メーカーや型番
が分かれば受付の際に質問されるので、しっかりチェックして担当者に伝えましょう。
これにより無駄な訪問の回数が減らせたり、作業の手間が省ける部分があるため、時間の短縮や作業料金の削減にも繋がるので事前に準備しておくと良いでしょう。
また、電話だけでなくメールでやりとり出来る企業も多いため、破損箇所・故障箇所を携帯電話で撮影してメールで送信するとよりスムーズなやり取りとなり、手早くスピーディーに進むのでおすすめです。
詳細を伝えて訪問日が決まり、当日作業員による作業が始まります。
まず、窓レールに戸車が合っているか、そして窓枠や窓ガラスの状態、壁面の状態をくまなくチェック。
そして窓・枠の寸法を詳細に至るまで計測して、図面を作成します。
一度目の訪問はここで作業を終了し、耐荷重性能が適したパーツを選定するため、純正品があればその部品の注文を、なければ適した部品を取り寄せます。
その後部品・部材が揃ったら、再度訪問し、サッシの修理にとりかかるのが主な作業の手順となります。
ちなみに、一度の訪問で部品の交換が必要ない修理の場合、価格はもう少し下がります。
ドアの蝶番の調整や、窓がはまらなくなる症状の解消、窓に挟まった物の取り除くなどが主な作業です。
これらの場合は部品が不要であるため、比較的安価です。