ガラスの種類まとめ
- フロートガラス 無色透明な一般的な板ガラス
- 網入りガラス ガラスの中に網ワイヤーを通しているガラスで強度が高く飛散防止効果がある
- 強化ガラス 厚みな製造工程でガラスの強度(粘度)を高めたガラス、オフィスビルのガラスやテーブルをはじめとした家具など多彩な用途で使われている
- 高透過ガラス 光の反射を抑えて透明度を高めたガラス。ショーケース用によく使われる
- 合わせガラス 2枚のガラスを合わせて、真ん中に特殊な素材を入れて強度や飛散防止効果を出す、車のフロントガラスや防犯ガラスなどに使用される
- 複層ガラス 2枚のガラスの間に空間を持たせることで遮熱性を高めたガラス 中間層を真空状態にしたものを最強エコガラスとも呼ぶ
- 薄板科学強化ガラス スマートフォンやモニターなどの液晶で主に使用される 多彩な派生商品に枝分かれしている
- ミラーガラス(マジックミラー) 一方からは反対側が見えて、もう一方は鏡に見えるガラス。ガラスのほかフィルム加工でミラーガラスにする方法もある
- 型板ガラス(モザイクガラス) わざと凹凸をつけて半透明の状態にしたガラス
- すりガラス 乳白色に濁らせたガラス、障子の間に使われることが多い
- 耐火ガラス 電子レンジや釜、ストーブなどの中の様子を見えるようにするためのもの
- 防火ガラス 火事でも燃えにくく火を通さないガラス
- ステンドグラス 色を付けたガラスを複数組み合わせるもの。教会などで使用される
- 泡入りガラス わざとガラス内に泡を入れてレトロの雰囲気を出す
- サファイアガラス 硬度が高く傷が付きにくい、高級腕時計でよく使われる
- 割れないガラス 見た目はガラスだけどアクリル板
- スモークガラス 薄い黒系の色を加えて見えにくくするガラス、プライバシーガラスとも呼ばれていて車のリアガラスに使用されることが多い
さらに細分化しているガラスの種類
ここまでで紹介しているガラスは主に窓ガラスや板ガラスとして使われるものです。
さらにガラスメーカーごとに細分化した商品を出していて、同じ製法のガラスを違う名称で呼ばれるケースもあります。
最近ではスマートフォンやテレビ向けの薄板科学強化ガラスは各メーカーで開発競争が活発で様々な派生商品があります。
ほかにもガラス細工を含めると手法や伝統工芸によって様々なガラスが存在します。
ビール瓶などの瓶ガラスもあれば溶岩からできた天然ガラスもあります。
ガラスは突き詰めると奥が深く、日々新しい種類のガラスが登場しています。
また、それぞれの特徴については「一般的なガラスの種類と特徴」のページで詳しく紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。