開放感を演出できる天窓ですが、結露や雨漏り対策を取る必要があります。

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天窓はリスクが高い?雨漏りや結露対策になる対処法とは

天窓の雨漏りは修理できます。手軽にガラス交換できない構造から天窓のガラスは頑丈に作られていて、雨漏れの大半はシーリングの打ち直しや結露対策で解決できます。早期対処しないと屋根材などが腐敗して大がかりなリフォームが必要になるので注意しましょう。
天窓の雨漏りは修理できる?
雨漏りリスクの高い天窓

日当たりを良くして開放感を高めることで人気の天窓ですが、雨漏りリスクの高いデメリットを持ちます。
天窓からの雨漏りで高額な修理見積を提示されるケースもありますが、大半のケースはコーキング剤の打ち増しなど簡易的な方法で修理できます。

そもそも天窓は簡単に交換できない

天窓は屋根の一部に穴を開けて設置します。
壁に設置する窓ガラスのように、サッシを外してガラスだけ交換することができません。

屋根の一部に埋め込むように設置している構造上、天窓を交換する時は周辺の屋根を外さないとガラス交換できません。
天窓は簡単に交換できない特性と、雪やひょう、飛来物などで衝撃や圧力を受けやすい部位なので、簡単に割れない厚いガラスを採用しています。

3流のリフォーム業者が上手に天窓だけ切り取ってガラス交換できると提案してくるケースもありますが、強引に天窓だけ交換しようとすると、隙間が広がって雨漏りが再発しやすい状況になってしまいます。
天窓のガラスに大きなヒビが割れていない限り、大半のケースで天窓を固定する部分のコーキングを打ち直せば雨漏りが止まります。
天窓は基本的に交換が必要なトラブルを起こすことが少なく、ガラスを付けたままの補修で対処できることを覚えておきましょう。

雨漏りではなくて結露の影響を受けているケースも

天窓は結露しにくい素材のガラスを使っていますが、経年劣化によって外気温との差が大きい時に結露して、雨漏れのようにポタポタ水が垂れてくることがあります。
結露による影響でも、放置すれば雨漏りと同様に天井や床を腐敗させる原因になるので、すぐに対処しましょう。

結露によるトラブルが発生したら、外壁・屋根のリフォームをする時に天窓も一緒に交換するのが理想ですが、コーティングなどで結露対策をし直すことでも対処できます。
ほかにも結露が気になる場合は、室内干しをしないなど室内の湿気対策と換気で対応でき、24時間換気システムを導入するなど、空調によって結露対策をするリフォームが増加しています。

天窓からの雨漏りはガラス修理業者で対応できる?

天窓の修理・交換は基本的にガラス修理業者では対応できません。
(写真を撮って提携工務店への外注などで見積が出るケースはあります)
天窓は外壁や屋根のリフォームを行っていたり、防水工事を専門にしている業者へ依頼する流れになり、ガラス修理とは異なる専門性を求められます。

なお、天窓の雨漏り修理の相場は、シーリングによる補修のみで調査費用含めて10万円前後です。
天窓から雨漏りがある場合は、周辺の屋根材が腐敗していることが多く、不具合発生してすぐに対応しないと大がかりなリフォームが必要になります。

天窓の周辺の屋根だけ貼り替える場合のリフォーム代金は30~50万円が相場です。

屋根全体のリフォームを一緒にやる場合は屋根の大きさや、リフォーム内容(屋根の材質など)によって料金が大きく変わってきます。
雨漏り、結露など理由を問わず、天窓から水が垂れてくる場合は、すぐに専門業者へ相談してください。

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