ショーケース・人形ケース
ショーケースや人形ケースは、窓の様に強風を受けたり、雨に晒される状況での使用は想定されていませんので、
強度は比較的低い反面、修理はしやすいのが特徴です。
商品を展示するショーケースや人形を保管する人形ケース等は、
中に入れる物を見せる目的があるので、ガラスの透明度の高さが求められます。
ショーケースの一面の面積が広いタイプは、
衝撃を受けると割れてしまう強度ですが、強化ガラスや透明樹脂製なら割れにくくて修理も比較的しやすいです。
人形ケースも、透明樹脂が使われている事は珍しくありませんが、強化ガラスが使われている可能性は低いといえます。
ただ、万が一割れてしまっても一枚板で透明なガラスであれば簡単に修理ができます。
ガラスの強度は、面積と厚み、そして使われている素材で決まるので、一概にどのガラスが衝撃に耐えられるとは断定出来ません。
展示や保管用のケースならば、素材の特徴や修理のしやすさに注目して、耐える事が出来る衝撃と修理に必要なコストを算出する事がおすすめです。
ガラスは種類や加工方法が多種多様で、厚さを重視すると割れにくく、逆に薄くすると透明感が増したり、目的が違えば価格や質感も大きく異なります。
- ガラスの種類を選択する場合は、用途を明確にすると絞り込みやすく、それぞれの目的にあったガラスを選びましょう。