私の実家で長年使い続けているガラステーブルがありました。
結構な年代物なのですが、見た目は綺麗で古臭い印象がありません。
そのため実家でガラステーブルを処分するという話になった時に、主人と相談して引き取らせてもらうことにしたのです。
引き取る際に夫と状態を確認しましたが特にヒビもなかったので、そのまま我が家の応接間に設置しました。
テーブルをガラス製に交換しただけで応接間の雰囲気がガラリと変化したので、貰ってきてよかったと主人と喜びました。
そしてしばらくは特に問題がなかったのですが、数カ月ほどたった時にガラスの表面にひびが入るような事態が発生したのです。
それは私が応接間を掃除しようとガラステーブルを持ち上げた時に、うっかり床に落としてしまったためです。
床に薄いカーペットを敷いていたおかげか割れることはありませんでしたが、表面に大きなヒビが入ってしまいました。
このままだと見た目も悪いので、応接間のテーブルとしても使い続けられません。
しかもヒビがもっと酷くなってガラスが本格的に割れてしまったら大事です。
当時我が家には小さな子どもがいたので、その子のことを考えると処分する他に選択肢がありませんでした。
せっかく実家から引き取ってきた家具だったのにと残念がる私に、
捨てる前に一度ガラス修理業者に直せるか依頼してみたらどうかとアドバイスをくれたのが実家の母でした。
確かに捨ててしまったらもう修理することもできません。
母の助言通りに近所のガラス修理業者に電話を入れてみると、まず一度ヒビが入っている状態を確認したいと言われました。
正直なところ、私はガラス修理業者は窓ガラスが専門でガラステーブルのような家具は対象外ではないかと考えていたので連絡があった時は驚きました。
そして、後日現物を確認したガラス修理業者からヒビの入ったガラスを新しいものに交換する形なら修理が可能と言われたので、せっかく実家から譲ってもらったものなので修理をお願いすることにしたのです。
この時にガラス修理業者の人から、より安全に使うために交換するガラス製の天板の厚みを変えたほうがいいと言われました。
そのため今までのものより分厚いガラスにしてもらい、
それ以外にも万が一割れた時にガラスが飛び散らないようにフィルムも貼り付けてもらいました。
この時修理してもらったガラステーブルは今でも我が家の応接間で大事に使わせてもらっています。